理念

リフォームめぐみの考え方

「住宅は命とくらしを守る」

現場監督をしていた頃は新築工事が主でした。設計も兼務しており、暮らしやすい間取りはこれがいいですと施主様に言っていただくまで打ち合わせを行っていました。若かりし頃、家族の幸せは新しい家でこそと思っていました。当時建てた家は築20年を超えてご家族の暮らしを支え、当時小学生だったお子さんも立派な社会人です。
住まう人の命を守り、暮らしを支え見守るのが住宅の役目です。時がたった今、その役目を負って家族の歴史を見守る木造住宅はすごいと思うようになりました。

「簡単に壊してはいけない住宅」

7年前にご主人が他界し奥様と社会人のお子さん二人とで見送りました。そして近隣に問題があったため住み替えを望み、築35年の住まいを解体し更地にして不動産屋に販売を依頼しました。奥様は賃貸住まい、お子さんたちはそれぞれの家族と少し遠い地で暮らしています。 残念なことに今でもその土地は売れていません。希望していた住み替えは叶わず、賃貸への出費は7年間で500万を超えました。いまだ売れてない土地への新築も考えましたが賃貸家賃と生活費で取り崩している現状では、新築はとても難しいものになっていました。 家を解体しなければ!賃貸の出費がなければゆとりの暮らしができていました。

「リフォームか建て替えか」

古い木造住宅は大工の知恵と技でできていることも多く、柱や梁は無垢であり、乾燥は十分と思われます。アトピーやアレルギーで悩んでいたりなど新建材に不安がある人には、安心できる住宅という側面もあります。 古民家再生を見ても明らかなように、木造の構造は100年、200年と持ちます。万一傷んだらその部分を取り替えることが可能で、年数が来たら壊さざるを得ないコンクリート住宅と異なる点です。 構造耐力を増す、断熱性能を高める、リフォームか建て替えか、壊す前に考える余地があります。ゆずれない快適性は何か、気持ちよく暮らすためにどんなリフォームが無理なくできるか、相談相手を選んでみるのもひとつの方法です。